地金メーキングのカット石用の覆輪

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カットされた石を留める為の覆輪を作ろう

まぁ、いい加減、こういう地味な内容、何で石枠ばっかり何個も作ってんだよ・・・ちゅ~感じのシンプルな石枠についての内容としては最後にしますよ。
覆輪留めの場合、石留めとしては石の周囲を地金で伏せ込む事で石を固定する方法になるので、石の保護なんかにもなるし、爪留めとかと違って引っ掛かりがないのがポイントですが、そりゃ何個も作っていると飽きる、違うのを作ってみたくなる気持ちは分かる、ちゅ~か、そういう好奇心って必要なので問題ないっすよ。

ちゅ~ような感じで、今回は今までカボッションカットというタイプの石やコインのような裏面がフラットなものを留めるような流れで覆輪の製作方法を紹介してきましたが、同じく覆輪でカット石を留める場合の製作工程を紹介しつつ覆輪を使って石を留めるスタイルのリング、出来上がりの感じまで見せるから、察しがいい、何となく読者が飽きてきた、少し興味を失ってきたんじゃないかという予想とか推測に基づいて覆輪タイプのデザインリングへの序章、プロローグになっているんだよ、これ。

いや、実際には覆輪をアレンジした石枠ってデザイン的にもバリエーションが多くて王冠みたいな先端が丸く玉みたいになった爪と覆輪のハイブリッドになったものとか機会があれば紹介しますけど、ま、とりあえずは覆輪がスムーズに作れるのであればリングとかペンダントとかにしたい気持ちが生まれるから、ちょっと何点か地金メーキングのリングを紹介していく感じなります。

でも、今回のメインはカット石用の覆輪の作り方だし、ちゅ~てもカボッションとかファセットとかルース(日本語だと裸石って呼びます。)の説明もしないといけない感じなんだけど、ま、ちょっと話しが逸れるから分かる人は分かるなりに分かってくれてればいいし、分からない人は分からないなりに疑問点としてテイクノートしておいて下さいね。

オーバーレイの作品を作ってみよう

 

カットされた石を留める為の覆輪を作ろう

アバウトな説明をすると表面がポッコリと丸くなるようにカット研磨されたルースがカボッションカットとなり、ダイヤモンドとかみたいにキラキラと煌く感じに細かく多面体にカット研磨されて裏っ側が尖がった感じのルースがファセットカットになります。
キャッツアイやスター効果といった特殊な光彩効果を持つルースは基本的にカボッションカットになり、透明感のある宝石や天然石で屈折率とか煌きとかが感じられる宝石や天然石はファセットカットにされる事が多いのですが、どちらのカットが良いとか悪いとかじゃなくて、好き好き、お好みの感じがいいと思うっすよ。

ちゅ~ような感じで、今回はレピドクロサイトが内包したクォーツを使っていますが、ちょ~変則のファンシーカットなので、地味に形を合わせる事なんかもプラスのポイントになっているね。
こういう記事を書くのも何も考えてない訳じゃない、ちょっとは何か考えているんだね。

カット石覆輪0001

 

はい、ちゅ~感じで、いきなり分かりましたよね?
ファセット等の裏面がフラットになっていないカット石を覆輪で留める場合、中座とか石座って呼ばれる覆輪の内側になるパーツを石の裏面に合わせて角度を付けて削って、座りがいい、納まりのいい感じになるようにしておくのです。
ポイントとしては、カボッションカットの場合は石の裏面が基本的にフラットですが、ファセットカットの場合は尖がった部分(キュレット)が裏面に飛び出すような感じになるから、そこんとこが何気に重要なんだよ。
指輪とかで石の裏、尖がった部分、キュレットが飛び出しちゃったりしたら、チクチクしちゃうし、その部分が摩耗したり破損したりしたらキラキラ感が失われて台無しになっちゃうじゃんね?

カット石覆輪0002

 

ほれ、今回は覆輪だけじゃ飽きちゃったって人でも興味が持てるように最終的にリングになった時の状態まで紹介するし、そんな長い記事じゃないんだから我慢してちょんまげ。
ちゅ~かね、ジュエリー製作なんてものは基本的に地道な作業の積み重ねなんだから、こうした基礎的な技術とかスタイルって右手でも左手でも大丈夫、もう利き腕でなくても何とかなるんじゃない?って思うくらいに鍛錬を繰り返す感じなので、ま、だから何って訳でもない、そんなのどうでもいい話しって事に気付いたから、ま、そんな感じっす。

カット石覆輪0003

 

今回はファンシーカットって呼ばれる不定形の歪な形をしたルースだったから、これまでに紹介してきた楕円とかみたいな定型じゃない分だけ後からの修正が利きません。
ちゅ~のがポイントだったんですが、これまでに紹介してきた覆輪の作り方で説明しているように石枠となる石の外側になる部分を先に作って、それにぴったり嵌まる石と同じ大きさと形の中座を作るんだよ。
ここで紹介した中座の部分が上手に製作できないと爪留めをする際の爪枠とかも上手く製作できないんです・・・

カット石覆輪0004

覆輪を使ったシルバーリングを作ろう(1)

 

ちゅ~ような感じで、覆輪が製作できるだけでは何なのでリングにしちゃった状態っすね。
ここまで紹介してきた覆輪が少し宙に浮かんだような状態になるようにリングと合体していますが、この裏から見たデザインで分かるかな?
それなりにアレンジされておりますが、このデザインには石を使ったジュエリー製作の基本というかスタンダード、ベーシックな要素の多くが含まれているんだよ。
もちろん地金―メーキングって意味ですから、ワックスメーキングのスタンダードやベーシックな要素とは異なりますが、こんな感じのリングを製作する事でリングの構造やバランスや手順や意匠の多くを理解できるのです。

カット石覆輪0005

 

まだ地金メーキングで覆輪が製作できるようになったばかりのリングとしては難易度が高いように感じるかもしれませんが、このリングはスタンダードでベーシックな要素で構成されているって書いたじゃん。
なので、時間を掛けて焦らずに丁寧にやると無理ではないっていうか、地金メーキングの最大の製作時のメリットって何なん?
そうです、そうなんです。
いろいろな部分部分を各パーツとして製作していき最終的に組み合わせていく作業工程が地金メーキングの特徴なので、もし失敗しちゃってもパーツの段階だったら、その部分だけ作り直せばいいんです。

ま、ちゅ~ても地金とか労力とか時間とかロスしちゃうんですが、その代わりに技術や知識を得てスキルアップ、経験を積んだんだなぁ・・・ってポジティブに考えよう。

ちゅ~ような感じで、地金メーキングでカット石用の覆輪を作ってみようでございました。

ち~ゆ~。

ΘεΘ

オーバーレイの作品を作ってみよう

 

 

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Ijeluna onota
ち~ゆ~国である「Ijeluna:ΘεΘ」と「nekogurma:ΦωΦ」さんはジュエリーを製作したり宝石をコレクションしたり販売したり眺めたり何かしらしているんだよ。 http://shop-nekoguruma.com/
[ 地金メーキングのカット石用の覆輪 ]彫金/ロストワックス, , , 2017/02/24 10:25